猫のしつけ

 災害時には、猫の安全のため、キャリーバッグやケージで過ごすこともあるため、日頃から慣れておくことが必要です。猫のためと考えて、是非取り入れましょう。

猫を飼ったらやるべきしつけ

1 いろいろな経験をさせておこう

 
 〇他の人や動物などに慣らしておく
 〇様々な音や物に慣らしておく


2 基本的なトレーニング
 以下の3つのことができるとよいでしょう。

  〇体のどこでも触ることができる

  〇ケージで安心して過ごすことができる

  〇キャリーバッグに入って、くつろぐことができる


キャリートレーニング

 避難所などでは、キャリーバッグやケージに入って過ごすことになるため、キャリーバッグやケージに慣れておくことが重要です。日頃からトレーニングをしておきましょう。

 まずは、動画でキャリートレーニングの様子を見てみましょう!(端末によっては動画が見れないものもあります。)

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まずはキャリーバッグに慣れさせる。
(キャリーバッグの臭いをかいでチェック♪)

キャリーバッグの入口にフード(おやつ)を置いてみよう。

首を入れてフード(おやつ)を食べたらOK♪
2~3を繰り返し、慣れてきたら4~5へ進む。
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クレートの真ん中にフード(おやつ)を置いてみよう。
これはNG!!
無理やり押し込んだり、無理やり扉を閉めたりするのはダメです。焦らず、ゆっくりとトレーニングしましょう。
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首と体を入れてフード(おやつ)を食べたらOK♪
4~5を繰り返し、慣れてきたら6~7へ進む。
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キャリーバッグの奥にフード(おやつ)を置いてみよう。
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体を完全に入れてフード(おやつ)を食べたらOK♪
6~7を繰り返し、慣れてきたら扉を閉めてみる。扉を閉めて嫌がるようならすぐに開けてあげて。
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扉をしめて、キャリーバッグの中でくつろげるようになったら完ぺきです。

 
 ★POINT
  ① 毎日のごはん(フード)をキャリーバッグの中で与えるのも効果的です。
  ② キャリーバッグが怖い猫には、キャリーバッグの上下が分かれるタイプのものを使用
    してみましょう。
  ③ 屋根(上半分)を取った状態から慣らしていくとよいでしょう。
  ④ 猫が扉を怖がる場合は、扉を取ってみましょう。
  ④ ケージにも慣らしておきましょう。